健康食品・化粧品の総合受託メーカーである東洋新薬は、健康食品の通販企業の抱える悩みに応えられるさまざまな技術力を備えている。配送コストを削減したいという悩みには、同社の、メール便対応を支援するサービスが貢献するという。差別化できる機能性表示食品を開発したいという悩みを持つ企業には、マルチヘルスクレームが可能な機能性素材が役立つとしている。安心・安全な製造体制を確保したいという悩みには、東洋新薬の高品質なものづくりが応えられるという。現場の具体的な悩みに答える形式で、同社の充実した、健康食品の受託製造サービスを紹介する。
【悩み その①】最近、物流コストの高騰が続いており、なかなか対応ができなくなっている。競争が激化していることを考えると、値段をそうそう高くするわけにもいかない。サプリメントの新製品を発売するに当たって、できるだけ配送コストを抑えたいのだが…。(サプリメント通販会社A)
健康食品の物流コスト低減のニーズに対する1つの解決策として、同社では、メール便の利用を提案している。同社では、健康食品の配送をメール便に対応させられるさまざまなサービスを提案できる。
例えば、スティック分包タイプの顆粒・粉末サプリメントなどは、メール便に対応できる仕様の箱への充填・包装に対応できる。同社では、機械メーカーと協業し、スティック分包を箱詰めする工程を、箱を折るところから全自動化することに成功したという。
プロテインのような大容量の製品も、東洋新薬が持つ「脱気パウチ」の技術を応用すれば、メール便配送に対応させることができるという。「脱気パウチ」は余分な空気を脱気し、パウチをダウンサイジングする技術。委託倉庫などでの保管費の削減にも貢献するとしている。他の商品との同梱発送が可能になるケースもあるとしている。
現在は1kgのボックスパウチに対応可能。500g品でも対応できるという。商品ごとに検証を行った上で、同技術を採用するとしている。
■東洋新薬の製剤技術/包装技術https://www.toyoshinyaku.co.jp/synthesis_entrust/formulation/
【悩み その②】機能性表示食品を開発したいと考えているが、1つのヘルスクレームではなかなか戦えなくなってきている。差別化を図るべく複数のヘルスクレームを表示したいが複数の成分を配合すると、開発・製造コストも高くなってしまう。消費者に刺さる複数のヘルスクレームを表示できる機能性表示食品をリーズナブルなコストで開発する方法はないものか。(サプリメント通販会社B)
東洋新薬では、複数のヘルスクレームをうたうことができる「マルチヘルスクレーム」を複数提案している。「インドマンゴスチンエキス末」「バナスリン」「ターミナリアベリリカ」「大麦若葉末」が代表例だ。

機能性関与成分素材を複数配合すると、高コストになりがちだ。複数配合の場合、成分同士の相互作用などにも配慮する必要があった。粒数など摂取量が増える点も難点だった。同社のマルチヘルスクレーム素材を配合すれば、1つの素材を一定量配合するだけで複数のヘルスクレームを表示する機能性表示食品を開発できる可能性がある。
例えば、「インドマンゴスチンエキス末」ならば、「お腹の脂肪(内臓脂肪、腹部総脂肪)」「BMI」「肝機能」「活気・活力」「疲労感」「心の健康」といったキーワードを含むヘルスクレームの機能性表示食品の届け出が公開されている。
「バナスリン」では、「歩行能力」「膝の違和感」「腰や肩の負担」「空腹時血糖」「お腹の脂肪(内臓脂肪)」「筋肉量」といったキーワードを含むヘルスクレームの機能性表示食品の届け出が公開されている。
ヘルスクレームの組み合わせにより、多様な機能性表示食品の開発が可能になりそうだ。
■東洋新薬のテーマ別原料・素材一覧https://genryou.toyoshinyaku.co.jp/material/
【悩み その③】昨年の紅麹問題を受けて、安心・安全で高品質なサプリメントの開発がますます求められるようになっていると感じる。お客さまに対して「私たちはこんな安心・安全・高品質な製造環境で健康食品を製造している」と胸をはって説明できる状態にしたいのだが…。(サプリメント通販会社C)
東洋新薬では、安心・安全・高品質な商品を製造すべく、品質保証体制や分析体制の拡充にも取り組んでいる。2024年10月31日には、品質保証体制のさらなる強化に向け、「ステルス印字機」を、鳥栖工場とインテリジェンスパーク第一工場の健康食品の全製造ラインに新たに導入した。製品のトレーサビリティーが大幅に向上した。
▲ステルス印字機は、見えないインクで情報を印字ステルス印字機は、見えないインクで情報を印字する設備。消費者には目立たない表示でありながら、紫外線を照射すると、「分単位の製造時刻」「製造の順番」など、製造過程や流通過程で必要な情報を迅速に読み取ることが可能だ。そのため、万が一、品質面での問題が発生した場合でも、迅速かつ正確に対応することができるようになるという。模造品被害の対策としても有効だとしている。
「近赤外線分析法(NIR)」による検査機能も増強している。2024年10月に増強した「NIRガンタイプ」では、近赤外線分析法によるピーク波形が、ライブラリーに保存されている波形と合致しているかを確認可能。合致する場合は、同一原料と判断。ピークの位置や波形が大きく異なる場合は、中身が別物であるか、異物が混入しているかであることが分かるとしている。
「原子吸光光度計」も2024年10月に新規導入。こちらも異物混入時の対応の迅速化につながるという。
「原子吸光光度計」では、サンプルの吸収スペクトルを測定することにより、サンプル中の、ヒ素や鉛などの有害な金属などを測定することができる。従来機器よりも短期間での分析が可能だ。
なお、製造工場は、国際的に権威が高いとされる第三者認証機関であるNSFインターナショナル(本部米国)から、NSF GMP適合施設登録されている。健康補助食品GMPやFSSC22000などの各種認定・認証も取得しており、国際水準をクリアした品質管理が可能だという。
■東洋新薬の品質保証https://www.toyoshinyaku.co.jp/synthesis_entrust/quality-assurance/■東洋新薬ホームページhttps://www.toyoshinyaku.co.jp/