飲食事業を展開するTBI JAPANは7月27日、“家飲み”や“おうちグルメ”を楽しむためのお取り寄せグルメサイト「TABLE POST」を開設した。店舗救済ソリューションとして自社運営以外の飲食店にも活用してほしいとし、固定費が0円となるトライアル期間を設けている。飲み会の新しいスタイルを提案し、新型コロナウイルスの影響に苦慮する飲食店の支援を図る。オープンに伴い、JCBのギフト券が抽選で当たるハッシュタグキャンペーンも実施している。
「TABLE POST」は、飲食店のメニューなどを販売するお取り寄せグルメサイト。“家飲み”を楽しんでもらうため、思わずシェアしたくなるような味・見た目・ストーリーなどにこだわった商品を取り揃えるという。例えば東京にいながら北海道で人気の居酒屋メニューを友人や家族と楽しむ、遠い場所にいる友人と同じ空間（オンライン飲み会）で同じものを飲食するなどの使い方を提案している。
グルメ商品に加え、zoomなどのオンライン飲み会時に背景にすることで、店舗にいるような雰囲気を楽しめるというオンライン飲み会用の壁紙を無料で配布。利用者は実際の店舗の店内写真をダウンロードできる。さらにサイト内でオンライン飲み会などが行えるというLIVE配信イベントも開催可能。例えば飲食店のオーナーや店長、スタッフが開催するオンライン飲み会により、メニューのこだわりや生産者の話を聞きながら飲み会を楽しむなどの世界観を作っていきたいとしている。
壁紙配布やオンライン飲み会で店舗スタッフの顔が見えるサービスも新型コロナウイルスの影響により、外食業界は大きなダメージを受けている。同社においても例外ではなく、影響が長期化するとの考えから、飲食の収益源の多角化（中食・通販サイト・遊休資産の活用）などwithコロナに向けた戦略への取り組みを進めているという。そこで少しでも飲食店の助けになりたいとの考えから、家飲み、おうちグルメ、オンライン飲み会に適したさまざまな飲食店のメニューを取りそろえた通販サイトの開設に至ったとしている。
開設に伴い実施しているハッシュタグキャンペーンでは、8月14日までの期間内に「TABLE POST」で商品を購入し、8月31日までに自身のSNS（TwitterまたはInstagram）にて「#TABLEPOST抽選」のハッシュタグをつけて購入商品の写真を投稿した人に、抽選でJCBのギフト券（1万円分）をプレゼントするという。
「TABLE POST」 
