2025.02.18

舟山久美子のスキンケアブランド「Herz skin」、「THE [ ] STORE」出店後に定期購入率130%増加

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代表取締役社長 舟山久美子氏

統合コマースプラットフォーム「ecforce」を提供するSUPER STUDIOはこのほど、運営する次世代ショップ「THE [ ] STORE(ザ・ストア)」に出店した舟山久美子さんのスキンケアブランド「Herz skin(ヘルツスキン)」が、その後の定期購入率が130%増加したと発表した。「ecforce」も導入しており、これらの導入事例を「ecforce」のWebサイトにて公開した。

SUPER STUDIOは、統合コマースプラットフォーム「ecforce」の開発・提供している。さらにEC/D2Cブランドへ提供するOMOソリューション1つとして、三井不動産とともに「RAYARD MIYASHITA PARK」(東京・渋谷区)にて次世代型ショップ「THE [ ] STORE」を運営している。

LIENAが展開する舟山久美子さんのスキンケアブランド「Herz skin」は、2024年9月12日~14日に、「THE [ ] STORE」おいてタッチアップイベントを開催しており、その事例をこのほど公開した。

「Herz skin」は、「肌から、心と暮らしをすこやかに。」をコンセプトに立ち上げたスキンケアブランドで、心と体に寄り添って本当に価値のあるものをライフスタイル全般に伝えていくブランドとしてスタートした「Herz」の最初の事業として、2024年3月に販売を開始した。ブランドの立ち上げと同時に、第1弾としてフルボ酸の天然原液を90%配合したミネラルリッチ導入美容水「フルフィルメント セラム ウォーター インテンス 90」を、第2弾として2024年9月には「フルフィルメント トリートメント リペア クリーム」を発売した。


▲フルフィルメント トリートメント リペア クリーム(左)、フルフィルメント セラム ウォーター インテンス 90(右)

「Herz skin」は立ち上げ直後は別のカートシステムを使用していたが、2024年7月に「ecforce」へ移行。ブランドの世界観をWebデザインで伝えようと考えた際、以前のカートシステムでは実現しにくいという課題があったとし、デザインの自由度が高く、利用者に伝えたいブランドの世界観を容易に表現できるが移行の決め手になったという。定期販売の購入サイクルを自由に設定でき、LINEとの連携が容易なことも、移行を決断につながったとしている。

「Herz skin」は少人数で運営しており、EC運営がほぼ初めてというスタッフばかりで手探りでスタートしたという経緯もあったが、「ecforce」の担当者のアドバイスを受け、短期間での移行を実現した。

移行後、まずは定期販売の仕組みを構築し、購入サイクルの設定や定期購入の一時停止については利用者自身がマイページで完結できるようになった。LINEとの連携は「ecforce ma」を活用した施策を検討しており、2025年からの本格運用を計画している。


▲「ecforce」移行の決め手はデザインや仕組みの自由度の高さ

2024年9月12日~14日には、「THE [ ] STORE」においてタッチアップイベントを開催。初日は関係者やインフルエンサー限定、残りの2日間は一般の消費者向けとし、来場者には「オリジナルフルボ酸ハーブティー」を提供したほか、LINEやInstagramなどSNSと連動した特典やキャンペーンを実施した。「Herz skin」の世界観やブランドイメージを表現するために、フラワーベースや生花、グリーンなどで装飾し、スクリーンにはブランドムービーを流した。


▲タッチアップイベントをTHE [ ] STOREで開催


「Herz skin」では、以前からタッチアップイベントを開催したいとは考えていたものの、リソースの関係で実現できていなかったとし、「『Herz skin』はオンライン主体のD2Cブランドのため、その品質の高さや効果がわかりにくく、お客さまが購入に踏み切るハードルが高いと思っています。そのため、実際にお客さまに製品をタッチアップしてもらい、質感や効果を体験していただくことはブランドにとってもお客様にとっても有益だと考えていました。そんな中、『THE [ ] STORE』という存在を知りました。実際に他のブランドが出店している様子を見学した際、店内の雰囲気やオペレーションを含めイメージが湧き、オフラインへの期待を抱きました。その後新製品のフルフィルメント トリートメント リペア クリームの発売に合わせて、タッチアップイベントを開催することを決めました」と話す。


▲代表取締役社長 舟山久美子氏

集客に関してはSNSを積極的に活用し、イベント開催前にはブランドの公式Instagramアカウントのライブ配信で来場特典を紹介。代表である舟山さんのYouTubeでも告知を行い、新製品についての情報を拡散した。イベント開催中も「THE [ ] STORE」内でライブ配信を行ったほか、インフルエンサーを初日に迎えたことで、イベントの日程や内容を告知してもらったことも集客効果につながった。

「THE [ ] STORE」スタッフが、事前の会場設営準備や製品搬入などのサポートに加え、製品の知識をしっかり頭に入れた状態で当日の接客に当たるため、人手不足「Herz skin」でも念願だったタッチアップイベントを遂行できたと述べている。


▲Herz skinの世界観やブランドイメージを表現するためにフラワーベースや生花、グリーンなどで装飾

ブランドとして初めてのタッチアップイベント開催のため、KPIは高めに設定していたが、インフルエンサーについては来場者数、SNSアップ件数ともに目標を達成。一般の顧客についても、来場者の約90%からLINEの友だち追加とInstagramのフォローを、約20%からSNSへの投稿やレビューの投稿を得ることができた。

「接客の際にタッチアップを体験したお客さまから直接感想をうかがえたりしたことがブランド担当者としてはとても嬉しく、モチベーションの向上にもつながりました。接客を行ってくださる『THE [ ] STORE』のスタッフには、事前に製品を試していただき、製品の効果をリアルに感じていただきながらお客さまに製品の使用感や効果を熱心に、リアリティを持って解説してくださったことも反応が良かった理由の一つです」と話した。

タッチアップイベントで先行販売した新製品の「フルフィルメント トリートメント リペア クリーム」は、イベント開催の1週間後に一般発売を行うスケジュールだったが、一般発売から3日で初回入荷分が完売。イベント期間中には、「フルフィルメント セラム ウォーター インテンス 90」の購入者数も増加した。イベント開催前と比べると、ECサイトでの単品購入者数が180%、定期購入者数が130%増加しており、後日ECサイトで購入する際の送料無料クーポンを配布したことも功を奏したとの考えを示した。イベント開催日が土曜日だったため、偶然「RAYARD MIYASHITA PARK」へ立ち寄った人に対してもブランドや製品の認知を拡大できたことも大きな要因だとした。

タッチアップ施策について「Herz skin」の担当者は、「タッチアップイベントで、ブランドそのものやフルボ酸についての認知度がまだまだ低いということに気づき、その希少性や効果の伝え方を今後検討していかなければならないと考えるようになりました。また、私たちが思っている以上に敏感肌にお悩みの方が多いということもわかったので、肌に悩みを抱えるお客さまに寄り添える製品開発を進めていくとともに、より一層製品の魅力を伝えていく努力をする必要があるということも学びの1つでした。そのためにも、今後もお客さまに直接製品に触れていただく機会を増やしていくべきだと感じました」と話す。

製品を試してから購入したいという利用者の声に応えるべく、1月30日には「フルフィルメント セラム ウォーター インテンス 90」のお試し3日間セットの発売も行っており、「今後は自社ECサイトの運営にさらに力を入れていくとともに、自社店舗なども展開できたらと思っています」とコメントした。

「ecforce」は、統合コマースプラットフォームとしてオンラインとオフラインのデータを統合管理し、ECビジネスの最適化に留まることなく、モノづくりのビジネス全体を最適化することを目指しており、最新のテクノロジー活用とデータドリブンな事業運営で、EC/D2Cメーカーをはじめとしたあらゆる事業者の業務の最適化を促すとともに、販売チャネルごとのデータ統合・活用を通して消費者の利便性向上につながる機能開発やパートナー企業との協業・サービス連携など、「ecforce」を導入する事業者の売上の最大化に寄与していく考えを示した。

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