2025.01.31

【こだわり商品開発】「モグラ隊長の救急トイレ」、半年で売上2億円 心もケアする「ほっこり防災」提唱

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「モグラ隊長の救急トイレ」120回セット

EC事業のFunStandard(ファンスタンダード)は2024年6月から、「モグラ隊長の救急トイレ」を販売している。発売から約半年間で4万5000個を販売し、2億円の売り上げとなった。
 
同商品のパッケージには、オリジナルキャラクター「モグラ隊長」が描かれている。見た目がかわいいキャラクターを描くことで、災害時の緊張や恐怖心を和らげる狙いだ。身体だけでなく、災害時の心のケアにも気を配っていることが人気の要因だという。


▲モグラ隊長をアイコンに、今後も「ソナエルシリーズ」を展開していく
 
実際に内閣府の「災害関連死事例集」によれば、熊本地震における災害関連死の約74%が、精神的負担によるものだという。
 
「災害時の心の負担は軽視できない。販売の際も、不安を煽る恐怖マーケティングはせず、親しみやすい防災グッズとして売り出している」(ブランド担当 斎藤一成氏)と話す。
 
アウトドアなどの動画を投稿している夫婦YouTuberに商品のPRを依頼するなど、深刻になりすぎない「ほっこり防災」をコンセプトにインフルエンサーマーケティングを展開している。今後もこのコンセプトで販促を強化していく考えだ。
 
最大120回使える商品も用意しているため、ファミリー層にも人気が高い。関東のとあるマンション組合が購入し、マンションの全部屋に納品したこともあるという。
 
「商品の性質上、使うタイミング(災害)が来ないのが1番だ。しかし、次にどこかが被災した場合は、被災者の意見を積極的に取り入れ、迅速に商品の改良も行っていきたい」(同)と話す。
 
現在、販売チャネルは「アマゾン」からが7割、「楽天市場」からが3割となっている。
 
「出品したら、まずは価格競争で勝って、なるべく個数を多く販売し、ベストセラーを狙う」(同)と話す。
 
実際に「アマゾン」の「携帯トイレ・アクセサリ」のカテゴリーで1位にランクインしたこともある。

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