2020.07.23

下着ECの白鳩、第1四半期の売上3.1%増で赤字縮小 品ぞろえ見直しと巣ごもり需要が寄与

下着のECを手掛ける白鳩の2020年3―5月期(第1四半期)の売上高は、前年同期比3.1%増の13億663万円だった。営業損失は1516万円(前年同期は2334万円の営業損失)。2020年4月に、ECサイトの品ぞろえを刷新。顧客のニーズを満たすラインアップに力を入れたことが増収要因となった。巣ごもり需要の高まりも後押しした。
 
緊急事態宣言が全国に発令された2020年4月から売り上げが伸長している。2020年5月度の受注件数は前年同月比33.5%増となった。2020年4~6月の月次売り上げは、いずれも前年同月実績を上回っている。7月も好調に推移しているという。
 
2020年4月からは、池上勝代表取締役会長兼社長の方針のもと、顧客のニーズを踏まえて品ぞろえを見直した。「巣ごもり需要とともに売り上げの向上につながった」(服部理基取締役)としている。
 
対象外となっていたキャッシュレス・ポイント還元事業が6月に終了したことにより、価格競争力が以前に戻ることから、「今後、とても追い風になる」(同)とみている。
 
2020年8月、本社を移転する。新物流センターにはマテハン機器を備え、業務効率の向上や人的リソースの削減につなげる考え。

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