2020.07.22

アイル、一元管理システム「CROSS MALL」を物流サービス「はぴロジ」と連携 出荷業務の自動化を支援

アイルは7月20日、複数ネットショップ一元管理クラウドサービス「 CROSS MALL(クロスモール)」において、ブレインウェーブが提供する物流プラットフォーム「はぴロジ」との連携を開始した。EC事業者の出荷業務自動化を支援する。

「CROSS MALL」は、複数ネットショップの商品・在庫・受注・発注・仕入の一元管理が可能なサービス。一方、「はぴロジ」は、全国の倉庫をクラウドシステム「ASIMS(アシムス)」が制御することにより、出荷業務を自動化する物流プラットフォームと、プラットフォーム上で荷主企業と提携物流事業者をつなぎ、物流業務を運営する事業の総称。

今回の連携により、「CROSS MALL」で管理している注文データを指定時刻に「はぴロジ」に自動で取り込み、物流倉庫から出荷することが可能となり、「CROSS MALL」と「はぴロジ」を利用する事業者は、出荷業務を自動化ができるとしている。商品マスタや出荷実績を「はぴロジ」から「CROSS MALL」へ反映することも可能なため、物流業務の完全自動化を実現できるという。

出荷業務の自動化においては、「ASIMS」によりネットショップ各社およびその他販売管理システムなどからの注文情報を自動的に変換し、出荷手配を実行。販促チラシなどの同梱物制御も、設定するだけで注文情報から自動判別・セットされるなど、運営業務の自動化を強力推進するという。コロナウイルスなどの感染症によるパンデミックや天候災害に対しては、複数倉庫からの分散出荷をサポートしすることで、止まらない物流環境を実現するとしている。またリピート商材や大量出荷においては、自動化と組み合わせることで、送料削減、リードタイム圧縮など、コスト削減に威力を発揮するとしている。


「CROSS MALL」

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