2020.07.20

資生堂、ライブコマースを本格スタート 第一弾を三越伊勢丹のコスメECサイト「meeco」で実施

ライブコマースの実施イメージ

資生堂は7月17日、世界88の国と地域で展開しているブランド「SHISEIDO」において、ビューティーコンサルタントによるライブ映像を用いたライブコマースの国内における本格展開を開始した。第一弾として、三越伊勢丹ホールディングスの化粧品オンラインストア「meeco」で、7月22日にライブコマースを実施する。「非接触型」の購買ニーズの増加に伴い、オフラインとオンラインの強みを融合させたオムニチャネルモデルを取引先各社と協働で構築する。

国内第一弾となるライブコマースは、取引先との初のオムニチャネル協働取り組みとして、三越伊勢丹ホールディングスの化粧品オンラインストア「meeco」で実施する。「meeco」は、三越伊勢丹ホールディングスがデジタルを活用した新しい顧客体験を展開する中、2019年2月に運営をスタートした化粧品オンラインストア。


「meeco」で実施

「SHISEIDO」のライブコマースでは、ビューティーコンサルタントがリアルタイム映像で化粧品の特長や使用法を紹介。消費者は、視聴しながらチャットでビューティーコンサルタントに質問するなど、双方向のコミュニケーションが可能となっており、気に入った商品を「meeco」で購入することができる。初回となる7月22日の配信は、今気になるマスク着用による肌荒れや、夏にひんやり気持ちよく美肌に導くスキンケアを紹介するという。加えて「meeco」におけるオンラインWEBカウンセリングも、7月27日より開始するとしている。

「SHISEIDO」は、中国市場においてビューティーコンサルタントが出演するライブコマースを推進しており、同国におけるブランドEC売上は好調だという。国内でのライブコマースを本格展開は、中国の好調さを受けを決定したとしている。 今後も資生堂全体として、オフラインとオンラインを融合させたビューティーコンサルタントの応対に柔軟に対応していく方針だとし、ライブコマース、オンラインWEBカウンセリングの対応プラットフォーム、ブランドを拡大していく考えを示した。

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