2020.07.16

【2020年版】「ネット通販売上高ランキングTOP480」発表 EC市場の最新勢力図、上位100社はウェブ公開


高まるECプラットフォームの影響


アマゾンのEC市場におけるシェアは拡大している。さらに2位のアスクルはECモールを展開するヤフーと同じグループであり、9位の楽天(直販事業)は「楽天市場」の成長と連動している。EC市場におけるプラットフォーマーの影響力は高まり続けている。

一方、6位の資生堂(海外EC売上高を含む)や10位のユニクロなど、各分野のトップブランドは、ECへの投資を強化し、売り上げを伸ばしている。

【ネット通販売上高ランキング<51−99位>】※99位タイが4社あるので102位まで収録


コロナ後にチャンス


今回は2020年3月末までの1年間に迎えた決算期の実績を集計している。1~3月に決算を迎えた企業は、消費増税やコロナ禍の影響で減収になったり、成長が鈍化しているケースも多い。アパレル企業は暖冬の影響も受けている。

コロナ禍で衛生用品や食品だけでなく、インテリアやフィットネス用品、玩具などのEC売り上げも押し上げられている。アパレルは実店舗のマイナスの影響が大きいものの、ECはコロナ禍でも伸びている。

次回のランキングでは、コロナ禍に成長の糸口をつかみ、しっかりと手繰り寄せた企業が順位を上げそうだ。

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