楽天グループ（楽天）は9月27日、ECモール「楽天市場」内で運営している直営のプロスポーツグッズストア「Rakuten SPORTS ZONE」のポップアップショップを渋谷に開設する。NBA（ナショナル・バスケットボール・アソシエーション）の新作アパレル商品を期間限定で販売する。
ポップアップショップ「Rakuten SPORTS ZONE POP UP SHOP」は9月27日（金）～9月29日（日）、東京・渋谷区にある「mysha Gallery」で運営する。開店時間は11:30～19:00。アパレルブランドやスポーツブランドの店舗が並ぶキャットストリートに開店する。
▲NBAの新作アパレル商品（全22型）を販売ポップアップショップでは、スウェットやフーディー、ジャケット、キャップなどNBAの新作アパレル商品（全22型）を販売する。陳列商品のタグには、二次元コードを記載し、「楽天市場」内の商品ページに遷移しやすくしている。一部商品は二次元コードを通じてアクセスすることで限定クーポンを利用してお得に購入できる。店内の一部商品は予約販売となっており、店舗で実物を確かめ、試着してからネットで予約購入する顧客の流れも想定している。
ポップアップショップで販売する商品をネットで購入できる特設ページも開設した。この特設ページでは、新作アパレル商品の購入時、「楽天ポイント」進呈率が通常100円（税抜）につき1ポイントのところ、9月27日（金）12:00から9月29日（日）23:59の期間中は2倍のポイントを進呈する。ポップアップと連動して、オンラインでも販売促進に注力する。
▲タグの二次元コードから「楽天市場」内の販売ページに遷移できる 顧客から「商品を生で見てみたい」の声
楽天のスポーツEC課 和田亜寿沙氏は、「『Rakuten SPORTS ZONE』のお客さまから『商品を生で見てみたい』という声をいただいていた。特にジャケットのような冬物であればサイズ感が分かりにくいというお声も頂戴しており、お客さまに実際の商品を手に取っていただける機会を作りたいと考え、今回のポップアップ開設に至った」と話す。
▲楽天グループ スポーツEC課 和田亜寿沙氏楽天はNBAの試合をライブ配信や動画配信する「NBA Rakuten」というサービスを提供している。「Rakuten SPORTS ZONE」は「NBA Rakuten」と連携しており、動画の視聴者にNBAのグッズやアパレルの購入を促し、多くの利用者を獲得している。
「『Rakuten SPORTS ZONE』は、NBAやバスケットボールが好きな方にも多く利用していただいている。さらに『楽天市場』をよく利用していただく30代～40代の女性が子ども向けに購入していただいたり、ギフトで商品を買っていただいたりすることも多い」（和田氏）と話す。
ポップアップショップには、ステフィン・カリー選手やジャマール・マレー選手など「NBA Japan Games 2022 Presented by Rakuten & NISSAN」にて来日した選手のサイン入りボールやユニフォームなども展示している。
▲サイン入りユニフォームを展示
▲サイン入りボールも展示ポップアップショップの商品購入者には、特典としてNBAデザインの「オリジナルメッシュバッグ」を特典として進呈する取り組みも実施する。
若者が多いエリアに出店、新規顧客獲得に期待
渋谷と原宿をつなぐキャットストリートにポップアップショップを開設した背景には、新たな顧客との出会いやトレンド発信地からの情報拡散の狙いもあるという。
「このエリアは若い方が多い。若いお客さまにも楽天がこういうアイテムを販売していることを知ってもらいたい。新規顧客獲得も目標にしている。本日（9月26日）はプレオープンで一般の方は入れないが、お店を外から見て、気になった方がどんなお店か尋ねてくることもある」（同）と話す。
普段、楽天を利用しない若年層や、リアルでの買い物が好きな人にもポップアップを通じて「楽天市場」や「Rakuten SPORTS ZONE」を知ってもらい、利用するきっかけを作りたい考えだ。
「『NBA Rakuten』などで関係性のあるインフルエンサーさんにも来店していただき、SNSで発信していただくことも期待している。リアルがあると発信しやすくなると考えている」（同）と話す。
▲鈴木颯さん（左）やChrisさん（右）がプレオープンに来店実際、プレオープンには、TikTokなどでバスケの情報を発信するインフルエンサーの鈴木颯さんやChrisさんが来店していた。オープン後もリアルからの情報発信に注力する考えだ。
