2020.07.08

SUPER STUDIO、パーソナライズD2Cを実現するシステム「1d-color」を7月末から提供

D2C支援のSUPER STUDIOは7月8日、パーソナライズ商品を販売するためのシステム「1d-color(ワンディー・カラー)」の提供を7月末より開始すると発表した。消費者個人の好みやライフスタイルに合わせてカスタマイズした商品を特定するための質問フォームを簡単に作成できる。D2Cブランドが増加する中、差別化のためにパーソナライズアイテムを提供するブランドが増加しており、そういったニーズにいち早く対応する。

「1d-color」は、専用の管理画面上で質問フォーム構築のための設定ができる。シナリオに沿った質問を作成し、回答内容に応じてスコアリングすることで、購入者の好みや体質に合わせた商品パターン(SKU)を提案できる。質問フォームは複数のパターンを作成できるため、購入率の高いフォームの検証を継続して行えるという。


質問例

SUPER STUDIOが提供するEC基幹システム「EC Force」とAPI連携が可能なため、スコアリングデータを顧客データと紐づけることが可能。スコアリング結果に合わせて顧客セグメントを分け、CRMや各種マーケティング活動に生かすこともできる。D2C事業としての立ち上げから各種オペレーションまでワンストップで、SUPER STUDIOがコンサルタントとして支援することも可能だという。

D2CにおいてはLTV(顧客生涯価値)が成長の鍵を握るため、ブランドの世界観に共感し、商品やサービスを継続利用してもらうことが重要となる。昨今ではパーソナライズした商品を提供する“パーソナライズD2C”を提供するメーカーも登場し、消費者のライフスタイルや趣味嗜好に合わせて、いくつものパターンからカスタマイズした商品を提供することで、消費者が機能的・情緒的価値の両方に共感できるサービスを提供している。注文者の名前などがラベルや梱包に印字されるサービスなども行い、D2C商品の情緒的価値を高めているという。


回答結果のイメージ

しかしその実現には、設計した質問シナリオのすべてをシステムに落とし込むためにかかる多くの時間や費用、システムに関する知見が必要となり、多くのメーカーにとってハードルになっていたとし、こうした課題を解決すべく、システムに関する知見がなくてもパーソナライズの質問フォームを構築できる「1d-color」の提供に至ったとしている。

パーソナライズD2Cとしての用途に加え、各種質問への回答をデータとして用いて中長期的な顧客コミュニケーションに活用する、ECサイト内のおすすめ商品カテゴリへの導線整理に活用する、新型コロナウイルス感染症の影響で対面コンサルティングが困難な中、オンラインでのカウンセリングの代替施策として活用するといった使い方が可能としている。SUPER STUDIOにおいても、2Cメーカー向けに無償提供しているD2Cの事業状態のWeb診断にて「1d-color」を活用しているという。


【SUPER STUDIOの1d-color活用事例】
 https://ec-force.com/d2c-questions/page/jzcdk3prdnllup?utm_source=pr&utm_medium=pr&utm_campaign=1dpr&aid_h06smvr9uyn6rqzxvjf2g

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