2020.02.07

アパレルウェブ、アパレルEC約100社にアンケート 売上規模で自社比率が大きな差

アパレル・ファッション業界に特化したサービスを提供するアパレルウェブは2月6日、同社が運営する会員組織アパレルウェブイノベーションラボの活動の一環として行った、ファッション企業約100社のEC担当者へのアンケート結果を公開した。売上規模が大きなるにつれ、自社ECサイト比率が顕著に拡大する結果となった。

アンケートでは、EC全体の中での自社ECの売上比率やプロモーションの実施状況、EC化率、SNSの運用体制、決済サービスの導入状況などについて調査。

EC全体の中で、モールを除いた自社ECの売上比率がどの程度になるかを自社ECの年間売上規模別にたずねた問いでは、自社EC比率が「30%以下」の割合は売上が大きくなるに連れて減少、自社EC比率「31%~50%」「51%~70%」「71%~99%」の割合は、売上が大きくなるに連れて増加したという。

プロモーション施策では、アプリの更なる強化を考えている企業が多く、「すでに実施済みだが、今後も強化していく」と回答した企業は約30%。一方で雑誌への出稿に関して「実施済みだが今後縮小予定」と回答した企業は約20%と、アンケート内の選択肢の中でもっとも縮小を検討している施策となったとしている。



この他のアンケート結果は、アパレルウェブイノベーションラボが発行する会報誌アパレルウェブイノベーションレポートに掲載している。また、調査概要は以下の通りとなっている。

【調査概要】
調査タイトル :2019年度ファッション企業におけるEC担当者向けアンケート
調査対象 :アパレルウェブの取引先を中心としたファッション企業
調査日時:2019年12月
調査方法:アンケートフォームへの回答による調査
提出数:90サンプル

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