2020.07.07

ホットリンク、SNSライブコマースを支援 映像制作のプロ集団「#やわラボ」と協働

SNSマーケティング支援サービスを提供するホットリンクは7月1日、RopEarが展開する映像制作・ライブ配信のプロ集団「#やわラボ」と協働し、SNSライブコマースの支援サービス提供を開始した。新たな販路を求めるクライアントの支援を図る。

同サービスではホットリンクが保有するソーシャルビッグデータを活用し、ブランドがSNS別でどのように語られているか、顧客層がSNS上でどのような興味関心を抱いているかを分析。分析から得られた顧客インサイトをもとに、インスタライブやYouTubeライブなど、SNS上で販促効果の高いライブ配信コンテンツの企画設計を行う。店舗を撮影スタジオとして利用するといった活用事例もあり、ライブ配信のコンテンツ内容だけでなく、戦略設計から企画全体について支援するとしている。

ライブ配信の実行においては、映像エンジニアリングのプロ集団「#やわラボ」の技術により、SNS媒体の仕様に捕らわれない自由なライブ配信を実現するとしている。 例えばテレビ番組のように複数画面を自由に切り替える、配信画面内にワイプやテロップ、BGMや効果音差し込むといった演出にも対応。一度の撮影でInstagram、Twitter、 LINE(LINE公式アカウントを保有している場合のみ) 、YouTube、Facebookなど複数媒体への同時配信も可能となっており、自ら複数の機材を用意しなくても多くの露出を得ることができるとしている。

さらにタレント起用の支援により、社内の人材だけではライブ出演が難しいという課題の解消にも対応。ホットリンクのタレントネットワークを活用し、クライアントのブランディングに最適かつ、ライブコマースに卓越したタレントやインフルエンサーをアサインするという。潜在顧客層と広くつながり、信頼を獲得しているタレントを起用することで、より多くの人にライブ配信を届けられ、閲覧者の態度変容につなげることができるとしている。

新型コロナウイルス感染症の影響を受け、顧客の行動がオンラインにシフトしつつある中、実店舗より商品の特徴が分かりにくいというECのデメリットや、オンラインでの接客方法への対策としてライブコマースへの注目が高まっている。また中国では数年前からライブコマース市場が急速に拡大しており、2019年には約800億円まで伸びているという。しかしSNSライブコマースへのニーズが高まる一方で、多くの企業担当者がライブコマース活用に関する悩みを抱えているとし、SNSマーケティングと中国のライブコマース事情に精通するホットリンクと、高度な映像エンジニアリング技術を持つ「#やわラボ」が協働し、新たな販路を切り開く「SNSライブコマース支援」サービスの開始に至ったとしている。

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