2020.07.07

住設ECのサンワカンパニー、ARでシステムキッチンの設置イメージを確認可能に

住宅設備機器と建築資材のインターネット販売を行うサンワカンパニーは7月3日、システムキッチン2種類においてKAKUCHOが提供するwebAR(拡張現実)を導入した。顧客が求める空間作りに役立つサービスの充実を図る。

今回導入したKAKUCHOのwebARは、専門のアプリを開発する必要がなく、webブラウザ上でARを簡単に使用できる技術。事前にURLを共有することで、スマートフォンやタブレットなどのデバイスを部屋でかざすだけで、2種類のシステムキッチン(グラッド45、プレーンKミディアム)をAR画像で見ることができる。購入を検討している消費者は、実際に置きたい空間の中でキッチンのAR画像を見ることで、これまでカタログやECサイトだけではイメージが難しかった商品のサイズ感や空間との相性を確認することができるとしている。


webARの利用イメージ

新型コロナウイルス感染症の影響により、生活の中でのオンラインやデジタルコンテンツの利用が急加速している。こうした状況において、顧客の空間づくりに役立つコンテンツやサービスをより一層充実させていきたいとの考えから、今回の導入に至ったとしている。webARを提供するKAKUCHOは、デザイナーズ家具のEC事業「FURNI」を展開するとともに、AR技術のさらなる発展により家具やインテリア業界のEC化率の向上を目指しているという。サンワカンパニーでは、KAKUCHOに出資、協業することで、ARなど先進技術を活用したサービス提供を強化し、さらなるEC化の促進を図りたいとしている。

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