2020.07.03

GROUND、EC物流で活躍する自律型協働ロボット「PEER」を試験導入できる有料サービス提供

自律型協働ロボット「PEER」

テクノロジーを活用した物流ソリューションを提供するGROUNDは7月1日、国内で初めてEC・物流現場で実稼働した自律型協働ロボット「PEER(ピア)」を期間限定で試験導入できる有料サービス「PEERアセスメントプログラム」の提供を開始した。本格導入の意思決定前に、固有の環境で効果やオペレーションを体験できる機会を提供する。

「PEERアセスメントプログラム」による試用期間は2週間~4週間で、使用可能台数は6台~12台。顧客が有する施設・現場(ネットワークが使用できる環境)、またはGROUNDのR&Dセンター「playGROUND」(プレイグラウンド)で実施することができる。本格導入の意思決定を行う前に固有の環境で「PEER」の試験的利用が可能となり、得られる効果やオペレーションを体験・評価することができる。

「PEER」は、先端のSLAM技術がカメラおよびLiDARからの情報を融合させることにより、ロボット自身がリアルタイムに位置情報を取得し、人と協働しながら作業支援を行うことができるという特徴を持つ自律型協働ロボット。経路情報を設定することなく自立走行できるため、経路上の障害物を回避した最適な経路を選定するという。



導入のメリットとして、物流施設内の作業オペレーションやレイアウトの大幅な変更をすることなく導入が可能なこと、タブレットより直感的に操作でき作業者への教育を削減できること、ニーズや波動に合わせてフレキシブルに台数を増減できること、ゾーンピッキングの推奨によりソーシャルディスタンスの確保に寄与することなどを示している。

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