2020.06.25

「STORES」、コロナ禍の経済活動調査 7割超が「前年割れ」と回答

コロナ禍でショップの開設数は急伸

ネットショップ構築サービス「STORES」を提供するストアーズ・ドット・ジェーピーは6月16日、コロナ禍の経済活動について独自調査し、直近3カ月の売り上げが例年よりも減ったと回答した人が7割超になったと発表した。
 
EC事業者を含む524人にアンケート調査を実施した。ECサイトの利用動向がコロナ禍でどう変化しているのかを明らかにすることを目的にしている。
 
調査結果によると、回答者の約8割が「売り上げに影響がある」と回答。今後の経済活動に不安を抱えている人も8割に上っている。
 
こうした経営環境で、ネットショップ構築サービス「STORES」を利用したECサイトの開設が急速に増えていることにも言及。20年4月度の流通額は、前月の3月と比較して50%増となった。4月度の業種別開設数では、同じく3月度と比較して、食品系が約300%増、サービス業系が400%増となった。
 
「『STORES」では減少した売り上げをネットショップでカバーする事業者も少なくなく、ネットショップがコロナ禍を乗り越える一つの活路として利用されれば良いと考えている」(広報PR担当)と話している。6月中、毎週木曜日に開催しているウェブセミナーは、7月以降も継続を予定している。

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