2020.06.25

消費者庁、不当表示是正を議論 プラットフォームの検討会

消費者庁は6月12日、ECモールやフリマアプリなどのデジタル・プラットフォーム(DPF)上の商取引における、消費者トラブルの解消を目的とした検討会の第7回会合を行った。消費者の誤認を招く不当表示を取り上げ、DPF運営事業者に求める対応などについて検討した。
 
第7回「デジタル・プラットフォーム企業が介在する消費者取引における環境整備等に関する検討会」では主に、「消費者を誤認させる表示の是正」について検討した。前回までのヒアリング内容を踏まえ、消費者保護の観点から意見交換などを行った。
 
消費者の誤認や、それに起因するトラブルを誘発する要因として、DPF上の「虚偽・誇大な広告表示」や「不当レビュー」の存在を指摘。出品事業者による不当な広告表示を抑止・是正するため、DPF運営事業者が取るべき対応を議論した。
 
規約違反や、やらせなどの「不当レビュー」については、問題となり得る消費者レビューを類型化。その上で、DPFにどのような規律が求められるのか、DPF運営事業者に運用や管理の責任があるのかについて議論した。

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