2020.06.26

【注目化粧品OEMインタビュー】実正 角谷昭博営業部長「薬用、抗シワなどレディーメード処方が伸長」

角谷昭博営業部長


化粧品OEMの実正は、処方をあらかじめ開発したレディーメード化粧品の受託製造が順調に伸びている。中でも、薬用除毛クリームや、美白・抗炎症効果を持つ薬用ジェル、抗シワ効果をうたえるクリームなどの人気が高まっているという。迅速な製品開発につながる点が評価されている。同社の角谷昭博営業部長に話を聞いた。


――コロナ後の状況はどうですか。

百貨店をはじめとした店販ルートは厳しいですが、通販ルートなどは、コロナでむしろ売り上げが伸びています。4~5月は緊急事態宣言の影響もあり、新規の問い合わせがかなり減りましたが、緊急事態宣言が解除されたこともあり6月は多くの問い合わせをいただけるようになっています。

――どのような品目の受託製造が伸びていますか。

処方をあらかじめ開発しているレディーメード製品の受注が増えています。レディーメード製品としては、医薬部外品10品、「乾燥による小じわを目立たなくする」旨の表記が可能な化粧品3品、SPF・PA取得済みの日焼け止め4品、その他3品の計20品目をラインアップしています。いずれも、一から開発するとかなり時間のかかる製品ですが、当社のレディーメード処方を使っていただければ、医薬部外品であっても3~4カ月という短期間で商品化できます。この点がクライアントからは大変喜ばれています。

――レディーメード処方の内、特に人気が高いものを教えてください。

例えば、除毛効果を持つ医薬部外品「薬用マイルドリムーバー」は、非常に多くの引き合いをいただいています。

有効成分のチオグリコール酸には刺激臭がありますが、臭いのマスキングを行っており、臭いの問題をクリアしています。一方で、産毛なら5分程度でしっかりと除毛できるという確かな効能を持っているのも特徴です。クリームタイプであるため、液だれしない点も、喜ばれています。コロナで外出が制限される中、体の手入れに時間をかける人が増えていることも、ニーズの増加の要因かもしれません。

「薬用ミルキージェルM」と「薬用ウォータージェルM」の人気も高まっています。昨年の暮れから、急速に問い合わせが増えていると感じます。どちらの処方も、水溶性プラセンタエキスとグリチルリチン酸ジカリウムを有効成分として配合しており、美白効果と抗炎症効果を表示することができます。