クックパッドは6月18日、ローソンと連携し、東京都内の「ローソン」店舗において、生鮮食品EC「クックパッドマート」の宅配ボックス「マートステーション」を活用した生鮮食品販売を開始した。「マートステーション」のコンビニエンスストアへの導入は初となる。「クックパッドマート」の販売する新鮮な生鮮食品と、「ローソン」で販売する生活日用品や酒類などを合わせ買いできる機会の創出を目指す。
「クックパッドマート」は、産地直送の食材を1品から送料無料で購入できる生鮮食品EC。注文した商品は、地域にの施設や店舗に設置された専用の生鮮宅配ボックス「マートステーション」に届けられ、購入者が好きな時間にピックアップするという特徴を持つ。
「マートステーション」の設置イメージローソンとの連携による第一弾の「マートステーション」導入店舗として、東京都内の「ローソン」3店舗（（港一の橋店、世田谷桜新町二丁目店、久が原一丁目店）を商品の受け取り場所に指定できる注文の受付を開始しており、6月23日より商品の受け取りが可能になるとしている。また同時に、それぞれの店舗に設置された「マートステーション」から半径2-3km圏内への宅配サービスも開始。利用者は別途送料（税抜500円／配送毎）を支払うことで、受け取り時間を指定し、自宅で商品を受け取ることもできる。
今後は一都三県（神奈川・千葉・埼玉）の「ローソン」「ナチュラルローソン」店舗へ「マートステーション」を順次設置し、店舗受取と宅配サービスの提供を拡大する考えだ。「クックパッドマート」の販売する2000品を超える生鮮食品と、「ローソン」が店舗で販売する生活用品や生活日用品や酒類、飲料類などの合わせ買いが可能になったことで、これまで大手スーパーなどの小売店舗でしか実現できなかったワンストップ・ショッピングを実現するとしている。さらに「ローソン」「ナチュラルローソン」で販売されている一部商品を「クックパッドマート」アプリ上で購入できる取り組みも展開予定だという。
