2020.06.15

【ファンづくりの秘訣】「スポチュニティ」、スポーツ特化のクラウドファンディングが購入型を強化

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アスリート支援を手掛けるスポチュニティは、スポーツチームや選手の支援に特化したクラウドファンディング(CF)サイトを運営している。近年は、支援者への対価であるリターンの内容を多様化。購入型CFサイトとしての側面を強化している。

CFサイト「スポチュニティ」は、グロービス経営大学院で経営学修士(MBA)を学ぶ社会人学生が、在学中に新たなビジネスの創出を目指して2016年に開設した。卒業後も同校出身のメンバーが中心となり、サイトを運営している。

「自分も含め、本業を持つ人間が各自スケジュールを調整し、サイトを運営している。運営に携わる人員の総数は約100人」と、立ち上げメンバーでもある川戸温志代表は話す。

サービスの形態は、事業者がプロジェクトをサイトに掲載し、ユーザーから支援を募るという購入型CFの基本的なものだ。

だが、その対価にあたるリターンの内容は、「スポーツイベントへの参加権」「選手との懇親会」など、スポーツに特化したサイトならではのものが並ぶ。

「単なるモノの売買だけでなく、多様なコト消費のリターンを提供できることが、スポーツ特化のCFにした理由の一つ」(川戸代表)と言う。

サービスの利用料は支援金額の20%。プロジェクトページの内容や、リターン内容の考案は、スポチュニティが全面的に支援を行う。「MBAを取得した専任スタッフによる手厚いサポートも強み」(同)と話す。

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