コーセー、「メゾンコーセー」に手応え カリスマ販売員の育成にも

コーセーは、4月にecbeing（イーシービーイング）のECサイト構築パッケージ「ecbeing」を導入した、EC機能を持つオンラインプラットフォーム「Maison KOSÉ(メゾンコーセー)」に手応えを得ている。コロナ禍で営業を自粛している店舗が多いため、自宅待機のスタッフによる顧客へのアプローチとして利便性が向上している。今後、接客は実店舗にとどまらず、SNS投稿による商品購入の提案など、オンラインによる接客も加えていきたい考え。
　
新プラットフォームは、ブランドを横断して商品を紹介できることから、「スタッフのファンになり、商品を購入するお客さまの増加を狙っている。スタッフは『紹介する人』にとどまらず、インフルエンサーのような役割も担う『カリスマ販売員』になってほしい」（広報）としている。
　
「メゾンコーセー」は、「ecbeing」の導入により、全ブランドを横断して商品が購入できる仕組み。サイト内の「スタッフコンテンツ」では、美容スタッフによる商品の使用感やお薦め商品を紹介している。
　
売り上げ実績も含めた「メゾンコーセー」の顧客による反響は、今後集計する予定。


「Maison KOSÉ」